S4 CloudCam株式会社えぞキッチン(本社 : 札幌市北区、代表取締役 : 大石敬)は、10/30(火)スマートデバイス用アプリケーション「S4 CloudCam」をリリースしました。

近年、デジタルカメラやスマートフォンの普及に伴いデジタルデータの紛失や、PCからのデータ漏洩など、個人情報を含む機密情報の紛失・漏洩は大きな問題へと発展することが多くなってきております。

通常のデジタルカメラ(携帯電話を含む)での撮影データは、端末の紛失・盗難などによる情報の紛失・漏洩のリスクが伴います。またPCへデータの移動時に、様々な経路でデータが漏洩の危険性が高まります。

「S4 CloudCam」は、iPadなどのiOS端末やAndroid端末などに搭載されたカメラを利用し、撮影された写真や動画を本体内に保存させず、強制的に簡単・安全にクラウドサーバに転送する企業ユースのアプリケーションです。データ転送には日本ベリサイン株式会社のセキュアな暗号技術を利用し、画像データへの電子署名を施しデータの改竄防止(証拠保全性の確保)も可能です。

想定される利用シーンは様々で、病院内での患部の写真やリハビリ経過の動画データなどの管理、損害保険会社での事故写真の管理、建設現場での現場写真の管理など、他にも機密情報が含まれる写真や動画を撮影する現場での利用を想定しております。

撮影したデータは、専用のWebアプリケーションによりPCから閲覧が可能となります。カメラの利用者を予めサーバに登録して運用しますので、企業内の担当者以外の利用は、不可能となります。

※本製品の開発段階では、札幌市内の総合病院の協力の下、実証実験を行なっておりました。